今回紹介する方法を実践することで、あなたなWEBサイトの検索順位は間違いなく下がります。
当然、Googleから検索ペナルティを受けることは全く好ましくありません。むしろペナルティは受けないようにサイトを運営しなければならないので、今回紹介する方法は必ず避けて下さい。
Googleは「読者や検索エンジンを騙すSEOの手法」や「検索エンジンの穴をつくようなSEOの手法」を嫌います。2013年頃の検索エンジンではこれらの手法を見抜くアルゴリズムが完成していなかったので、有効な手法でした。しかし今では卑怯な手法を完全にはじくことや、ペナルティを課す技術がGoogleにはあります。ズルをしていると判断された場合、容赦なく検索結果からはじかれます。
Googleが私たちサイト運営者に求めているのは【読者に有益な情報・体験を提供すること】【サイトを魅力的にするための工夫を怠らないこと】の二点のみです。
したがって真面目にサイトを運営していれば、基本的にペナルティを受けることはありません。一方で真面目にサイトを運営していたとしても、知らず知らずのうちにGoogleから嫌われるような手法をとってしまうことは可能性として考えられます。そこで、当記事では「検索ペナルティを受ける原因7選」と称してそれらをご紹介します。
CHECK
当記事の引用元は以下の公式ガイドラインです。専門用語や情報の量が多いため、特にペナルティを受ける可能性として考えられるものを嚙み砕いて列挙しています。コンテンツSEOを行う上では、当記事で扱う7つに気を付けておけば、ペナルティを受けることはまず無いでしょう。
情報元:ウェブマスター向けガイドライン—
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
ペナルティを受けた場合は新規ドメインでサイトをやり直した方が良い場合が多いです。当記事の後半でペナルティを受けた場合の解除方法をお伝えします。
それでは1つずつ見ていきます。
オリジナルのコンテンツがほとんど無い
まとめ記事などで発生する可能性が高いですが、もしもネット上のWEBサイトから集めてきた情報のみで構成されているコンテンツを量産している場合は注意が必要です。
Googleは、同じような文章で構成されたコンテンツを見つけると、オリジナルのコンテンツ以外は検索結果から除外します。そして、このように検索結果から除外されるような(WEB上で拾った情報だけで構成されたコンテンツが多い)WEBサイトに対してペナルティを課します。
結果として、ドメイン全体の評価が大きく下がり、検索結果に表示されなくなります。
タイトルタグ内の前半部分に同じキーワードを何度も入れてしまう
例えば狙っているキーワードが「格安 オンライン英会話」である場合、このキーワードに関わるコンテンツを数記事作成するのはよくある話ですが、以下のようなタイトルの付け方には注意してください。
「【格安オンライン英会話】コスパ抜群のイチ押しオンライン英会話〇年度版」
「【格安オンライン英会話】今人気のオンライン英会話徹底比較□選」
「【格安オンライン英会話】安いオンライン英会話ランキング」
このように記事タイトルを作成した場合、「格安 オンライン英会話」でペナルティを受けることがあります。ただ、これはあくまでタイトルタグ内の前半部分に同じキーワードを入れている場合です。タイトルの後半に重複したキーワードを入れても現時点でペナルティを受けることはありません。
ほとんど文章の無いページの量産
ギャラリーページなどを大量に作成する場合注意が必要です。1ページにつき文字数が200~300文字にも満たないようなページを大量に作成し、それらのページがWEBサイト全体の30%を超えるようであればペナルティを受ける可能性がグッと上がります。
対処法としては、1ページにつき300文字以上のテキストを投入することです。文字数が少ないページを作成することが悪いのではなく、文字数が少ないページがWEBサイトに占める割合が多いことが問題ですので、他のページで大量のテキストを投入しているのであればさほど問題はありません。
文字数が少ないページにはNOINDEXするなどの対応もオススメです。
同じようなコンテンツを大量に作成する
サイト内に同じようなコンテンツが複数あると、1つだけをINDEXして他のページは全て検索結果から除外させられることがあります。
このような重複しているコンテンツが多いサイトであると、ドメイン全体の評価が下がり、結果としてSEOに大打撃をくらう可能性があるのです。
しかし、狙っているキーワードに対して複数記事を投下するのは有効な手段ですので、どうしても同じようなアプローチになってしまうこともあるでしょう。
タイトル、ディスクリプション、本文を工夫して、出来るだけ違う記事としての価値を与えることが出来ればペナルティを受けることはありません。
どうしても同じようなコンテンツになってしまう場合はURLの正規化を行いましょう。
スパムリンクの獲得
ペナルティを受ける王道です。2013年頃は沢山の被リンクを獲得し、検索結果で上位表示を狙う方法がかなり有効でしたが、現在では逆効果でしかありません。
Googleのアルゴリズムも年々進化しています。購入したリンクか、自然についたリンクかくらいの判別は出来るようになっているので、SEOは被リンクに逃げずにコンテンツで勝負するしかありません。
勘違いして欲しくないのは、被リンクは今でもSEOに好影響を大きく与える存在だということです。真面目にサイトを運営して、自然とリンクが集まればそれはSEOの正攻法です。
キーワードの多用
不自然な程狙っているキーワードを多用すると、そのページは検索結果からはじかれます。本文中に4~5%以上その単語が入っているのであれば、リライトをした方が良いです。
全体に対する割合だけでなく、近い場所に過度に詰め込むような文を作成する場合でも危ないです。
隠しテキスト・隠しリンクの使用
人間の目には映らないように(背景色と同じ色で文字を書く、フォントサイズが0pxで本文に記入するなど)工夫された文字のことを隠しテキストと言います。また、スペースや段落にリンクを挿入して、見えないように工夫されたリンクのことを隠しリンクと言います。
こうした工夫は確実に確信犯ですが、もしも行おうとしているのであれば辞めましょう。せっかく作成したページが検索結果から除外されるのが関の山です。
また、色に関してはうっかりミスがあることも考えられます。確実に隠しテキスト・リンクが無いように注意を払いましょう。
【解除方法】ペナルティを受けてしまったら?
まず、以下のどちらの状況かを確認します。
①1ページのみペナルティを受けている
②サイト全体の評価を下げられている
ペナルティを受けているかの確認は以下のツールで行えます。Googleサーチコンソールに登録している場合はそちらから、登録していない場合は検索順位チェックツールGRCから検索順位を見てみましょう。急激に検索順位が下がっているのであれば、ペナルティを受けている証拠です。
Googleサーチコンソール・・・https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
検索順位チェックツール・・・https://seopro.jp/grc/
①のペナルティを受けている場合、そのページをリライトするか完全に削除するかで対応できます。原因が明らかな場合はリライトでOKですが、原因が複数考えられる場合や定かではない場合、潔く削除することをオススメします。対応後数週間待ちます。
②のペナルティを受けている場合、サイトの規模にもよりますが新規ドメインを取得してやり直した方が早いです。サイト全体の評価を下げられるほどのペナルティを受けているということはスパムリンクの大量購入や検索エンジンを騙すSEOの手法(ブラックハットSEO)をしているということです。真面目にサイトを運営し直しましょう。
当記事の要点
・Googleは「読者や検索エンジンを騙すSEOの手法」や「検索エンジンの穴をつくようなSEOの手法」を嫌う
・基本的には今回紹介した7つの方法に気を付けておけば大丈夫
・もしもペナルティを受けているなら、原因の究明→ペナルティを受けたページの削除、もしくはリライトを行う
・サイト全体にペナルティを受けた場合、新規ドメインでやり直すのも手